© 2026 Nihon-Ad Inc. All Rights Reserved.
本サイトの書誌情報はJPO出版情報登録センターから提供されており転載を禁じます。

Category

体育

探究 保健体育教師の今と未来 20講

著者:
清水紀宏 著編集  朝倉雅史 著編集  坂本拓弥 著編集 
  • 内容紹介
  • 目次
  • 追加情報

教師のなり手不足が深刻化している。しかし、教師という仕事の魅力が完全に色褪せているわけではない。本書では、過度に危機を煽るのでもなく、ポジティブな面を見せるだけでもない、地に足のついた学術的な保健体育教師論を展開する。保健体育教師という職業を深く理解し、誇りを持って働くための後押しをしたい。

はじめに

第1講 保健体育教師の役割とその特殊性とは
 1 保健体育教師が担う学校教育
 2 学校体育の仕組みと構造
 3 保健体育教師の特殊性――リアルとイメージのはざま
コラム1:現場を離れて保健体育教師として学ぶ

第2講 保健体育教師とスポーツ指導者の違いとは
 1 保健体育教師とスポーツ指導者の混同
 2 なぜ混同されるのか
 3 混同されることの問題とは何か
 4 身体の教育とスポーツ指導の「はざま」に生きる保健体育教師

第3講 日本の保健体育教師はどのように変わってきたか
 1 体育教師像とは何か
 2 戦前における体育教師像
 3 戦後における体育教師像
 4 体育教師像展望
コラム2:アメリカの中学校および高等学校の体育の動向

第4講 運動やスポーツを教えるとはどういうことか
 1 運動学とはどのような学問か
 2 保健体育教師は身体活動を通して何を教えているのか
 3 運動はカンニングできるのか
 4 保健体育教師が運動やスポーツを教える真の目的

第5講 学校保健からみた保健体育教師の役割とは
 1 「教育の目的」の実現に向けて重要な役割を担う保健体育教師
 2 保健体育教師の専門性を生かして進める学校保健活動
 3 体育や運動部活動を担当する保健体育教師として重要な学校安全の視点
 4 健康を保持増進する資質・能力を育てる保健教育の要となる保健体育教師の役割と期待
 5 学校保健を担う保健体育教師として大切な心構え

第6講 保健体育教師の日常とは
 1 保健体育教師としての心構え
 2 教師の1日、1週間、1ヶ月
 3 中学校保健体育科教師としてのやりがい
 4 授業をデザインする力を育む
 5 他教科の教師との仕事や日常の違い
 6 教師という仕事とワークライフバランス
 7 保健体育教師における学び続ける教師とは
コラム3:保健体育教師の困難と感動

第7講 どのような学生が保健体育教師を目指すのか
 1 教職志望学生における被教育体験期の重要性
 2 職業的社会化からみた教職志望学生が有する信念の形成
 3 教職志望学生が有する信念の内容
 4 保健体育科教職課程の在り方と教職志望学生が有する信念の変容
 5 教職志望学生における信念研究の必要性

第8講 学生は何を学んで保健体育教師になるのか
 1 たくさんの引き出しをもった教師を目指す理由
 2 保健体育教師の知識とは
 3 保健体育教師を目指す学生はいかに知識や技術を学ぶのか
 4 これからの保健体育科教育を担うあなたへ

第9講 学生は養成段階でどのように変わっていくか
 1 教員養成におけるカリキュラムについて
 2 学生の教職に対する意識の変容
 3 教科の指導法における模擬授業を通しての変容
 4 大学院での学びを通した変容
 5 保健体育科教師を諦めてしまう主な要因
 6 保健体育教師養成の好循環

第10講 保健体育教師は、学生からどのように見られているか
 1 保健体育教師のイメージ
 2 教員養成系の大学生が抱く保健体育教師のイメージの実態
 3 「保健体育教師のイメージ」を常に問い直し、成長につなげる
 4 教師の成長が存在意義の正当化につながる
コラム4:他教科の学生からみた「保健体育教師のイメージ」って?

第11講 保健体育科教員養成の現場はどのような道を辿っているか
 1 教育改革の流れと教員採用試験の動向
 2 教員の需要と供給をめぐって
 3 教員養成の現状と課題
 4 実状を踏まえた教員養成・採用・研修の一体的改革に向けて

第12講 近年の教員養成プログラムには何が求められているのか
 1 教員養成の現代的課題
 2 教員養成プログラムにおける国の動向
 3 保健体育教員養成プログラムの質と制度保証
 4 保健体育教員養成における課題

第13構 保健体育教師の力量形成について、何がわかっているのか
 1 保健体育教師の力量形成の重要性
 2 求められると力と教師自身の意識
 3 教員研修の種類とそのスタイル
 4 現職の保健体育教師の力量形成にかかわる研究動向
 5 今後に残されている力量形成の課題

第14講 世界の保健体育教師教育は今どうなっているのか
 1 アメリカの教育制度
 2 アメリカ体育の現状と課題
 3 アメリカの体育教員養成制度とシステム
 4 海外の教師教育から変革を起こす

第15講 保健体育教師として学び続けるためにはどのような支えが必要か
 1 教師が学ぶ場
 2 学びを支える体育科授業研究
 3 主体的に学び続けるために

第16講 「優れた保健体育教師」とはどのような教師なのか
 1 「優れた教師とは?」という難問
 2 優れた保健体育教師の特徴
 3 「優れた保健体育教師」に迫る視点

第17講 運動部活動改革の中で保健体育教師はどう生きるのか
 1 保健体育教師の職業的社会化―「部卒」について―
 2 運動部改革と保健体育教師
 3 保健体育教師は運動部活動とどのように向き合っていけばよいのか
 4 運動部活改革を学校改革につなげる
コラム5:保健体育教師の学びの場を創る

第18講 保健体育教師は暴力問題とどう向き合うべきか
 1 体罰実施率ナンバーワンの保健体育教師
 2 保健体育教師の暴力的なイメージ
 3 保健体育教師の暴力問題の何が困難なのか
 4 保健体育教師は、暴力問題とどのように向き合うべきなのか
コラム6:世界で働く日本人体育教師

第19講 保健体育教師はジェンダーとどう向き合うべきか
 1 ジェンダーバイアスの変化
 2 学校教育におけるジェンダーバイアス
 3 多様な性
コラム7:現職教員から未来の保健体育教師へ ~健幸に、今を生きる~

第20講 保健体育教師にとって多様性を尊重するとはどのようなことか
 1 「多様性」をどう捉えるのかという問い
 2 事実を表す「多様性」/スローガンとしての「多様性」
 3 保健体育教師を取り巻く「多様性」
 4 「能力主義」に気づくために:パラリンピックとパラスポーツの関係
 5 保健体育教師の役割について

おわりに
索引
編・著者一覧

出版社:
大修館書店
判型:
A5
ページ数:
232ページ
定価:
2,420円
(本体価格:
2,200円+税)
ISBN:
9784469269642
発売日:
2023年 9月 12日
読者対象:
初級 中級